【中医学備忘録01】古代中国哲学と中医学の基盤

濱田文恵
こんにちは!
日中美容研究家の濱田文恵です。
ここでは私が学んできた中医学を忘れないようにするための備忘録としてまとめています。またせっかくなので「中医学初心者」の方が見てもわかるように、私なりの言葉で分かりやすくサクッと読めるように記しています。
古代中国の哲学では、この世界は「唯物論」と弁証法思想に基づいた陰陽五行説によって出来ていると考えられています。それぞれどんな考え方なのかご紹介していきますね。

 「唯物論(ゆいぶつろん)」とは

唯物論とは、この世は全て物質からできている。(=無神論の一種とも言える)

そのため、霊魂を含めた森羅万象は物質の変化によって発生すると考えられている。

「陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)」とは

宇宙とは陰気と陽気の二つの細かい物質からできている。そして陰と陽が混ざり合うことで、五行の素となっている木・火・土・金・水が出来ると考えられている。その結果、ごの五行素が混ざり合って、森羅万象が作られ進化発展していく。

中医学ではこの二つの古代中国の哲学を思想の基盤として発展してきている。

そこに理論的体系として、「整体概念」と「弁証論治」が加わって、いわゆる中医学となっているのです。

整体概念とは

整体概念とは、人の体は魚の群団のようにバラバラの集合体ではなく、蜂や蟻のように全体が連絡を取り合って役割分担をした集合体とする考え方である。つまり私たちの体を構成する肝や脾や腎、心などの五臓六腑は独立して活動をしているものではなく全てが密に関係を保ちながら協力して生命活動を行っているという意味をである。となると、例えば体のどこかの臓器に不調がでれば、必ず他の臓器にも影響がでていずれ体全体に波及すると考えることができるというわけです。

弁証論治とは

先ほど、臓腑は整体概念の考えのもと、すべてがつながっていると紹介しました。そのつながりの連絡路というのがいわゆる「経絡」です。人の体の臓器と臓器をつなぐ臓器経絡の生理や病理に基づいて、病状を分析し症状に合わせた治療をする考えのことを弁証論治というのです。

以上、今日は中医学の基本中の基本。いわゆる中学の考え方についてご紹介しました。

中医学と聞くとやっぱり難しそうですが、こうして一つ一つ割って見ていくと、

ぼやっとですが、中医学の全体像が見えてくるのではないでしょうか。

次回は中医学に関する歴代の書籍をご紹介したいと思います。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です